[2019年京都金杯出走馬分析] サラキア

過去の重賞出走馬分析

昨秋は牝馬3冠路線の2〜3番手グループを形成していたディープインパクト産駒のサラキア。

昨年の夏以降は中距離戦を主体に使われて来ましたが、デビュー戦で勝利したマイル戦の京都金杯に矛先を向けて来ました。

近況から見る能力

近走:牝馬3冠路線で善戦

8月に500万下を勝利した後に挑んだ秋華賞トライアルのローズSでいきなり2着になり重賞級の能力を示しました。

前走のG1秋華賞もアーモンドアイから0.5秒差の4着なら上々の成績でしょう。

脚質的にレース振りは不安定ですが成績は安定しています。

前走内容:好騎乗も伸び止まる

前走秋華賞は出遅れ気味のスタートから前目の位置を取りに行く攻めた騎乗でしたが、直線は伸びずバテずの流れ込んだ4着でした。

最後に止まったあたりは距離が長いかスタート後に出して行った分スタミナを消耗したかでしょう。

力関係とクラス実績:G14着の実績はここでも上位

牝馬限定戦とはいえ前走はG1の秋華賞で4着と好走しました。

2走前のローズSも2着と昨年の3歳牝馬路線のトップクラスの実績を誇っています。

今回は古馬混合のG3ですが能力的に通じる下地は十分です。

適性

コースと距離:守備範囲だが特別良いわけではない

1600mを使うのはデビュー2戦目以来となりますが、デビュー戦では勝利していますのでこなせる範囲でしょう。

京都コースも秋華賞や白百合Sで上位入線しているので悪くはないのですが、常に出遅れてレースの流れに乗りにくい馬ですので開幕週の馬場は多少不安です。

血統:ディープインパクト産駒の得意条件

父ディープインパクトの産駒は京都外回りコースでは抜群の成績を誇ります。

血統的な適性は最上位でしょう。

最も得意としていると思われる条件:直線の長い1800m

キャリアの浅い馬で適性未知の面が多いのですが、レース内容的には外回りの1800mが一番能力を発揮できているように思えます。

今回の京都1600mも悪くはないのですが、立ち回りの下手な馬ですので速いペースで流れに乗れるかが鍵でしょう。

立ち回り力

脚質:出遅れから中段に押し上げる

スタートの遅い馬でいつも出遅れから位置を取りに行くというパターンです。

京都はおそらく内がいいでしょうから外枠に入った場合、中段まで押し上げる競馬となってしまうとかなりロスの多い競馬になりそうです。

気性面とスタート:毎回出遅れる

酷い出遅れ癖がある馬ですのでスタートは必ず後方になると考えた方がいいでしょう。

内目の枠の方が押し上げてもコースロスの少ない分いいかもしれません。

騎手:池添謙一予定

近況:G1での勝負強さは健在

G1以外ではそれほど存在感のない騎手ですが昨年暮れもブラストワンピースで有馬記念を制していますし、勝負強さは健在でしょう。

この条件での成績:2015年に京都金杯を勝利

池添騎手は2016年以降の京都外回り1600m戦では3勝、勝利率は約7%です。

京都金杯は2015年にウインフルブルームで勝利実績があります。

仕上げ

ローテーション:過去10年秋華賞からの直行馬はいない

過去10年前走秋華賞から京都金杯に出走した馬は0頭です。

珍しいローテーションとなるようですが前年10月からの休み明けでエアスピネルやエキストラエンドが勝利していますのでレース間隔的には極端な不利はないと思われます。

ただ400mの距離短縮で速い流れのレースに対応できるかは未知です。

一週前の調教内容:CWコースでの乗り込み

栗東のCWコースで長めの調教をメインに行なっています。

26日には81.6-66.7-51.9-38.4-12.0というタイムを馬なりで出しています。

レース間隔が開いているので馬体重にも注目です。

総合評価

能力 G3なら実績通じる ○
適性 血統的には向く ▲
立ち回り 出遅れひどくて不器用
騎手 まずまず
仕上げ 休み明けでも走れそう
総合 スタートと枠次第か

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